もう夢も希望も…「将来」も見えない…
じぶんにはできない…
希望もなく、どうしようもない
今の環境を変えたかった…
職場や学校、日常生活の中で「じぶんの無力感」を感じる事はありませんか?(;´Д`)
心配性わくわくも過去に「彼女との結婚を控えた状態」で、
転職活動で何回も失敗してしまい、
「じぶんに自信がなくなり、無気力状態になった」という経験があります。
ただその後は幸いにも家族や周囲の人にも支えがあり、
無事に就職もできたので「今までの日常」に戻ってこれました。
しかしあのとき感じた「無力感」は今思い出しても怖いです(@_@;)
そんな恐ろしい状況になってしまう人間の心理 、
「学習性無力感」について今回調べてみました(。・`з・)ノ
Contents
「選ぶこと」を忘れたひとが無力感にとらわれてしまう「学習性無力感」
「学習性無力感」というのは、
長期期間にわたり「ストレス」を回避できない環境に置かれたひとや動物などが、
その置かれた状況(状態)から、
「逃れようとする努力すら行わなくなる」
という恐ろしい心理現象のことです(・`з・)ノ
この学習性無力感の怖いところは、
だんだんとじぶんの意思がなくなり、
「他人の選択」や「自身の過去の選択」に縛られてしまうことです。
ちなみに心配性わくわくの場合は、
「彼女と結婚したい」
というじぶんの中で決めた気持ち(選択)と、
「何度も転職がうまくいかない」
という「どうしようもない現在の状況」とのギャップに焦り、ストレスを抱えていました。
その結果、
「じぶんはなんてダメな人間なんだ…」
と自信を失って悲観的になってしまったんですね…( ;´・ω・`)
そうなってしまうと、
「じぶんはなんてダメなやつなんだ…」
「情けない…」
とネガティブに学習してしまい、じぶんのことを責め続けて、
最終的に「無力感」に襲われてしまいました。
今に思えば、これは今までじぶんの中で経験したことのなかった、
大きな「挫折」でもあったのです( ´-ω-)
学習性無力感から「うつ病」にもなり得る危険性がある
理不尽なことで怒られたり、罰されるのか分からない(つまり非随伴的な)刺激が与えられる環境によって、
「何をやっても無駄だ」という認知を形成した場合に、学習に基づく無力感が生じ、
それは「うつ病」に類似した症状を呈する。
「理不尽なこと」「逃げられない」と感じてしまう環境に長いこといると、
「どうせ何をやってもムダなんだ…」
と考えてしまい、諦めてしまいます(´□`;)
アメリカの心理学者セリグマン氏らが行ったある実験には、
それを裏付ける「驚きの実験結果」があったのです!Σ(゚ω゚)
心理学者セリグマン氏が行った、「学習性無力感」の実験内容
①「ボタンを押すと電気ショックが止められる装置のついた場所」に犬を入れる。
②そしてまたもう一匹の犬を、
「何をやっても電気ショックを止めることのできない場所」に入れる。
セリグマン氏らは、
「異なる環境に置かれた犬たち」が電気ショックを与えられたらどんな行動をするか?
ということを観察しました。
このセリグマン氏らの実験の結果、
①前者の犬(ボタンで止められる方)は、
ボタンを押すと電気ショックを回避できることを学習して、
「自発的にボタンを押すようになった」ということがわかりました。
しかしながら、
②後者の犬(止める手段がない方)は何をやっても回避できないため、
ついには何も行動しなくなり、
「抵抗することなく電気ショックを受け続けるようになった」
といいます…(´□`;)
しかしこの実験には「続き」があります!
次はこの実験を行った同じ2頭の犬に、
今度はどちらも「電気ショックを回避できる部屋」に移動して同じ実験を続けました。
その結果にとても興味深いデータが出たのです!Σ(゚Д゚)
前者の犬は「電気ショックを止めるための回避行動」を自発的に行ったのに対して、
後者の犬は「電気ショックを止めることができる環境」に変わっているのに、
「回避行動をしよう」とはならなかったのです!(;´Д`)
「学習性無力感」状態になってしまうと、具体的にどんな症状になる?
長期に渡り、人が監禁されたり、暴力を振るわれたり、自分の尊厳や価値がふみにじられる(主として、いじめやモラルハラスメントに代表される人格否定)場面に置かれた場合、
次のような徴候が現れるという。
①被験者は、その圧倒的に不愉快なストレスが加えられる状況から、自ら積極的に抜け出そうとする努力をしなくなる。
②実際のところ、すこしばかりの努力をすれば、その状況から抜け出すのに成功する可能性があったとしても、努力すれば成功するかもしれないという事すら考えられなくなる(言い換えると、長年受けた仕打ちによる反動で、どんな可能性さえも「無駄な努力」と断じ、自発的行動を全くしなくなる)。
③ストレスが加えられる状況、又ストレッサーに対して何も出来ない、何も功を奏しない、苦痛、ストレス、ストレッサーから逃れられないという状況の中で、情緒的に混乱をきたす。
ちょっと難しい内容ですが、心配性わくわくなりにまとめてみました(;・∀・)ノシ
「学習性無力感」になってしまうと、
- まわりの環境に対して、じぶんから抜け出そうとしなくなって諦める(無気力)
- じぶんに自信をもつための「成功体験」の機会を逃す(自信喪失)
- ストレスを溜め込んでしまい、「イライラする」「泣き出す」などの状態になる(情緒不安定)
うーん、思い当たるふしが多々ありますねぇ(^_^;)笑
ちなみにこの「学習性無力感」は犬や人間だけでなく、
サカナ、ネズミ、ネコ、サルというような「生き物全般に通用すること」がわかっています!(=゚ω゚)ノ
【まとめ】うつ病を引き起こす「学習性無力感」について、「知ること」が乗り越えるための第一歩だ!
今回は心配性わくわくの過去の経験から、
「学習性無力感」の怖さ
についてお話しました(;´Д⊂)
当時はまったくそんな「人間の心理」について知らなかったので、
じぶんが悪い…じぶんは弱い…
という感じにじぶん自身のことを責め続けていました(;´Д`)
なのでこの記事を読んでいるあなたも、
もしかしてじぶんも「学習性無力状態」になっているんじゃないか…?
と感じた場合はひとりで抱え込んでしまうのは危険です!(=゚ω゚)ノ、
そんなときは親や恋人、友人たちを頼ることをオススメします( ;´・ω・`)
助けてもらうのは「恥ずかしいこと」ではありません。
もちろん頼るひとが近くにいればいいのですが、
それでも「どうしてもじぶんで何とかしなくてはいけない」という場合は、
「正しい情報」を自身で集めて対策を練りましょう!(=゚ω゚)ノ
心配性わくわくのフォロワーさん、
たこすけさん@taccotacosuke は自身のうつの経験から、
「うつ病の働き方」
「知っておくと便利な制度」
などの様々な役立つ情報をたこすけさんのブログ、
「こころに追い風を」で発信してくれています♪
ぜひ気になる方はチェックしてみてください(*゚ー^)
最後にこの記事を読んでいるあなたは、
すでに「学習性無力感」から抜け出そうと一歩を踏み出せています(*^^)v
なので大丈夫!(*’▽’)
焦らずに、じぶんに「自信」を取り戻して、またワクワクする日々を過ごせるようにしましょう(*^^)v
前向きになれる記事はこちらからどうぞ↓↓
ではまた~。