あなたの『心』はどちらの方向に向いていますか?
心配や不安という言葉がこのブログの中ではよく出てきますが、
これらの意味の違いについて知っていますか?
なので今回心配性わくわくは改めて辞書で調べてみました。
その結果、この似ている言葉たちには、それぞれ『異なる意味』があったのです…。
※ちなみに今回の記事は、心配性わくわく著作の電子書籍の内容を一部変更してブログ記事としても公開しています↓↓
心配はまわりに、不安は自分に
ではまず「心配」という言葉について調べてみました(=゚ω゚)ノ
『心配(シンパイ)とは』
1 物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。「親に心配をかける」「将来を心配する」「心配な天気」
2 気にかけてめんどうをみること。世話をすること。「近くに住む娘が食事の心配をしてくれる」
つまり簡単にまとめると、
- 「まだ起きてもいないことを気にする」
- 「周りのことを気にする、世話を焼く」
というような状態のようです(@_@)
では続いて『不安』という言葉についてです(=゚ω゚)ノ
不安(フアン)とは
心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。
または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)である。
これもまたまとめてみると…
- 「気がかりで落ち着かないこと」
- 「本人にも原因が分からないことを恐れている状態」
ということになります(=゚ω゚)ノ
文字の持つ「意味」と「組み合わせ」
今度は「文字の組み合わせ」に注目してみました。
心配という漢字は「心」と「配る」と書きますよね?
『心』という文字には「思い、精神、気持ち」という意味があり、
『配る』という言葉には「方々に行き届かせる」という意味がありました。
なので「心配」という文字の組み合わせには、
「自分の思いを方々に行き届かせる」
というような、「自分から外に向けての感情」の意味があると考えられます。
次に「不」と「安」の組み合わせについてです。
「不」には「打ち消す、否定する」という意味があり、
「安」には「安らかな、穏やかな気持ちになる」という意味がありました
なのでこの組み合わせでは、
「安らか、穏やかな気持ちになれない」
というような、「何かしらの原因があって、安心できない自分の気持ち」の意味があります。
心配は「外」へ、不安は「内」へと向かうエネルギー
辞書で調べた意味も似ていましたが、さらに『漢字の組み合わせ』も見てみましょう。
心配→自分から外に向けての感情
不安→自分の内へと溜まる感情
それぞれ似ているようで、実は「別々な方向へ向かう感情」ということだと分かりますね。
「心配」は、心を相手や周囲に配り過ぎることで、
自分への心配りが足りなくなってしまうこと。
そして「不安」というのは、何らかの外部からの原因で自分自身を見失い、
「心」が埋もれてしまっているような状態です。
周りを気にし過ぎても疲れてしまうし、かといって『何をしていいか分からない状態』が続くのはとても辛いですよね…(´Д`)
どうしても苦しくてどうしようもなくなる状況になることはあります。
ただそんな時はこちらの記事にも書いたように、『一度立ち止まること』を試してみてください(*^^)v
ちなみに今回のお話は心配性わくわく初の電子書籍、『心配性がワクワクしてきた』の中から抜粋してお伝えしています(*´▽`*)
もし興味がある心配性の方はこちらからもどうぞ↓↓
ではまた~(*^^)v