他人に流されやすい、優しい、じぶんに自信がない…。
そんなひとは「悪い奴ら」に食い物にされる危険性がとても高い。
こんにちは~
心配性わくわくです(*´▽`*)
今回は「アッシュの同調実験」という実験からわかる、
人間の心理についてお話しします(=゚ω゚)ノ
この心理は日常に溶け込んでいるので意識するだけでも変わります!
特に、
他人に流されやすくて、じぶんに自信がないという「あなた」
そんな人は必ず知っておいた方が良い心理学です(=゚ω゚)ノ
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「アッシュの同調実験」とは?
この実験では、
「同調圧力と同調行動」
ということを検証しています(/・ω・)/
実験の内容
- 大きなテーブルを囲んで7人(内1名は実験者)が着席する。
- 実験者が置いた2枚のカードを見比べ、基準となるカードに描かれた『線』と、『同じ長さの線』を他の3つの中から選ぶ。
- 2を繰り返す
ここまではとてもかんたんな実験内容ですが、一番重要なことがあります(=゚ω゚)ノ
それは、
「実際の被験者は最後に答える1人の学生だけ」
ということです。
つまり他の6人は実験に協力するために参加したサクラということ(;・∀・)
この実験は、
「周囲のサクラが間違った回答をすると、
被験者はそれにつられるようにして間違った回答をしてしまうのか」
ということを調べる内容だったんですね…(;´Д`)
驚きの検証結果
この「アッシュの同調実験」で前もって実際の被験者一人だけで回答させた場合、
95%の正解率という結果でした。
普通に考えればほぼ間違えないような問題なんですね(´・ω・)
しかし5人のサクラが誤った答えをいうのを聞かせ、そのあとに同じ問いを被験者にすると、
なんと65%にまで正解率が落ちたのです。
つまり約3人に1人が正しい答えを知っていたのに、
周囲の間違った答えに同調してしまい、「じぶんの答え」を変えてしまったのです。
他人に流されてしまうと「じぶんの人生」は送れない
ちょっと大げさではありますが、
この「アッシュの同調実験」の結果から見ると、
3人に1人は自分でも間違っていると思いながらも間違った選択をしてしまう
ということです(◎_◎;)
この実験の結果、ふだんの生活や社会問題に当てはまりませんか?
いくつか例を挙げてみます(=゚ω゚)ノ
ブラック企業
長時間残業や過労死が問題になりましたよね(;´・ω・)
これもみんな社員として働きながらも心のどこかでは、
「こんなに残業させるなんておかしい」
と思っていました。
しかし他の社員や上司が働いているのを見ると、
「おかしい…」とは思いながらも働き続け、
無理をした結果が過労死や自殺につながります。
「ほかのひともやってるから」
この「無言の同調圧力」にいちど流されてしまうと、
「周囲への相談」や「転職」といった、
「ブラックな労働環境から逃れるための行動」
が取れなくなってしまうのが怖いところです。
大企業の問題発覚
最近はCMでもおなじみの有名企業も問題が多々発覚していますよね。
その中でも検査結果の隠蔽、改ざん問題はこれだけの大企業なら、
現場の職員やその上司は確実に知っていたはずです(;´・ω・)
しかし、
「以前から続いていた」「だれもこの件に触れてこなかった」
といった具合に問題が放置されてきました。
これも「アッシュの同調実験」の結果と同じように、
間違っていると知りながらも働いていた結果です。
【まとめ】じぶんの人生は「他人のもの」か「じぶんのもの」か?
人間は昔から村を作り、集団で行動していました。
なぜなら今の個人で何でも出来る平和な世の中と違い、
食料の調達や野生動物や自然災害に耐えうるために、
「群れで生活すること」が必須だったのです。
その集団行動を保つため、群れの規律を乱す者には、
「村八分(仲間外れ)」もしくは「私刑(リンチ)」といった罰で集団から排除し、
見せつけることで「ルールを守るように」と教育しました(;´・ω・)
「ルールを守る」ということは「秩序を守る」として大切ですが、
その「秩序」は現代を生きる「あなた」にとって本当に正しいことでしょうか…?
「間違っている」と思いながらも、
「みんなもやっているから」
という理由で安心していませんか…?
その職場や環境といった「限られた世界」では正しいことでも、
「あなたの人生」にとってはどうですか?
他人に意見に流される…。
それでは「あなたの人生」ではなく、
「他人のための人生」なってしまいます。
楽しくワクワクする人生を送るためには「他人を気にする」のではなく、
「じぶんの答え」を大切にしましょう!
踏み出すことは怖いけど、まずはこの意識をもつことが「最初の一歩」になる。
心配性わくわくはそうおもいます(*^^)v
ではまた~。