HSPは頼られているのか、利用されているのか?

HSPは頼られているのか、利用されているのか

 

『助けすぎ』は身を滅ぼす

 

ふわん
いつも手伝ってるのに、なんであのひとはこちらの期待には応えてくれないんだろう…。

 

  • あいてを助けているのに報われないと感じる
  • いつも自分だけが『忙しい』と感じる
  • 『自分がやるべきこと』が多い

 

こんな経験はありませんか?

 

心配性わくわく自身、以前の職場ではゴミ捨てや掃除という雑務から、アルバイトのサポート、業務全体のフォローなどなど…。

 

気がつくがゆえに、色々なことを、

『自分がやらなきゃ…』

という使命感、責任感でこなしていました。

 

でも正直、このとき辛かったんですよね。

 

何が辛かったかというと、

 

『こんなに頑張っているのに、なんか報われてないな…』

 

と感じることだったんです。

 

こんな悩みを解決するために、先に結論からお伝えします。

 

どうやらHSPのひとが気をつけないといけないことは、

 

『手を貸すタイミングが早い』

 

この一言に尽きます。

 

わふわふ
HSPの『長所』が、今回は裏目に出ているのだ!! 

 

まずはこの事実について、一緒に確認していきましょう。

 

記事の信頼性
この記事はHSP専門カウンセラーの武田友紀先生の著書、「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本を参考にしています。

 

HSPは頼られているのか、利用されているのか?

ふわん
もう、みんな私のことを頼りすぎだよ…。

 

ついついまわりのひとが自分を頼ってきたり、利用してきていると感じることありますよね。

 

しかしそれ、もしかしたら自分が『原因』なのかも知れません。

 

HSPは推測、シミュレーションして考えるのが得意です。

 

なのでHSPのひとは、あいて自身が『このままじゃダメだ』と自覚するよりもずっと早く、『あいての危機』に気づいてしまいます。

 

その結果、『こうしたら?』とか『これは危ないよ』というように、自らあいてを助けにいってしまうことがあるんです。

 

ふわん
たしかに…その流れで結局手伝うことになったわ…。

 

もちろんそれは、あいてのことをおもっての『優しさ』かも知れません。

 

しかし、先回りしてあいてを助けることが必ずしも『良いこと』ではない、とHSP専門カウンセラーの武田友紀先生は言っています。

 

やり方を変える、考え方を変えるなど、人が根本的に変わるというのは大変なことで エネルギーがいります。

 自分から変わろうと思うためには、一度底を打つ必要がある。

何度も仕事で失敗したり寝込んだりと、ほとほと嫌になる経験をして初めて、『このやり方じゃダメだ!どうにかしなければ!』と思えるのです。

 

あいてが気づくよりも前に、あいての『危険』や『問題』を遠ざけてしまうと、

本人は問題があったことに『気づけない・気づいていない』という危険性があるんですね。

 

わふわふ
その結果あいては変わろう、変えようとは思えず、同じ問題を繰り返すことにつながるのだ!!

 

先回りして助けることは、あいてを助けているようで、

かえって同じ問題を繰り返してしまい、お互いに『良くない結果』を生み出すことになっていました。

 

HSPが動き出すのははっきりと『言葉』で頼まれてから!

ふわん
じゃあ、困っているひとを見かけたら、見て見ぬフリをすればいいのかな…。

 

しかしHSPのひとが気づかないように、気づかないフリをするというのは、正直とても難しいことです。

 

というのもこの『気づく・察する』という感覚は多少抑えることはできても、完全にコントロールすることはできないからです。

 

わふわふ
痛みや暑さ、寒さのように『感覚を無視すること』はできないのだ!!

 

なのでここで気をつけたいことは、感情を抑え込むのではなく、

 

『あいてを助け過ぎていないかどうか』

ということを一度確認することです。

 

繰り返しになりますが、HSPのひとは、

 

  • 推測すること
  • 考えること
  • 場の空気を読む

 

これらが得意です。

 

さらに気遣いができて、優しいひとも多いと心配性わくわくは感じます。

 

なので自分でも知らず知らずのうちに、進んであいてのフォローに入ってしまうということが起きます。

 

「頼まれてもいないのに助けている」

 

じつはそんな状況になっているのに、不思議なことに本人は気づいていません。

 

空気を読む力、推測力、察する力が高過ぎるあまり、『頼まれたつもり』になっているんです。

 

わふわふ
実際にはハッキリとあいてから「頼まれていない」のだ!!

 

どんな身近で大切な相手であっても、その人のことばかりして自分を後回しにすると苛立ちがつのります。

積もり積もった我慢が、ある時小さなきっかけで 「もう嫌だ!」と爆発してしまうのです。

この苛立ちは「あなたのための我慢」であり、相手が原因に思えるのですが、

相手からすると「頼んでいないことを勝手にやって、勝手に怒った。不機嫌になるぐらいなら、やらなければいいのに」となるのです。

引用:「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

 

ふわん
せっかく手伝ったのに…っておもっていたのは、私のおせっかいだったのかな…。

 

HSPのひとが手助けするのは、『あいてにはっきりと言葉で頼まれてから』にしましょう。

 

まずは気づいても自分自身は手出しもアドバイスもせず、あいてを『見守ること』が必要だからです。

 

わふわふ
あいてに甘えられる、利用されてしまう原因は、実は自分自身にもあったのだ!!

 

【まとめ】HSPの長所と短所をもう一度確認しよう!

 

  • HSPのひとは頼られる、甘えられることが多い
  • HSPは推測、感じる力が強いので、周囲の『危険・問題』にいち早く気づきやすい
  • 先回りして問題を解決したり、手伝うことが必ずしも『良い結果』を生むわけではない
  • 自分がストレスを感じるようなら、あいてを助けるのは『はっきりと言葉で頼まれてから』にする

 

ふわん
どうしても『自分がやらなきゃ』とか『こうした方が良い』って思い込んでたよ…。

 

わふわふ
みんながみんな自分と同じ『感覚』や『考え』ではない、ということを忘れてはいけないのだ!!

 

どうしてもひとは『自分の感覚』で物事を考えてしまいます。

 

とくに心配性わくわくたちのような、感じる力が強いHSPのひとは、つい良かれとおもって行動することがありますよね。

 

でも世の中の大多数のひとは、その『感覚』がわからない、実際に起きてからじゃないと『気づかない』ということもあります。

 

そんなこともあたまの片隅に入れて、

 

『自分の考えや行動を一度確認してみる』

 

ということが、この生きづらい世の中を変えるために必要かもしれませんね(*゚ー^)

 

また一緒に少しづつ、『新しい気づき』を取り入れながらゆっくり進んでいきましょう♪

 

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