「幸せなんか そこら中いっぱい 落ちているから 欲張らずに 拾っていこう」
これはMr.Childrenの「ひびき」という曲の歌詞の1部分です。
心配なとき、不安なときほど、「あ~ぁ…幸せになりたいな…」なんて思わず口に出しちゃうことってありますよね?
しかし、「あなたにとっての幸せ」は具体的に、どんなものなのでしょうか?
というのも「幸せ」ってものは漠然としていて、いまいちハッキリしていない存在ですよね。
「よくわからないもの」を欲しがっているのは、目的地が分からない地図を持ち、
ただ同じ場所を歩き回っている状態に似ています。
Contents
【結論】心配性のまわりにも、幸せはたくさん「落ちていた」
いきなり実も蓋もない結論になりますが、「幸せ」というは冒頭の歌詞のように、「普段の生活の中」にありました。
たしかにありきたりな結論過ぎて、少しむかつきますよね(;・∀・)
しかしなぜこんなことを言うのかというと、不安なときに人は、
「幸せなことが近くにあっても気づけない状態」
になっていることが多々あるからです。
なのでいくらあなた自身に「良いこと」があったとしても、
- このあと悪いことが起こるんじゃないか…
- どうせ自分なんてこれ以上は無理だ…
という具合に、「考えが悪い方向」に流れてしまいます。
その考えは自分に自信が持てなかったり、嫉妬や不安であったりと、「様々な要因」が複雑に絡み合って生まれてしまいます。
そんな時には前の章からお話しているような、
- 他人と自分を「比較」しない
- 「まだ起きていないこと」に悩まない
これらの考え方が非常に大切になってきます。
そしてもうひとつ加えたい大事なことこそが、幸せなことに「気づくこと」です。
- 今自分がいる『環境』
- 今の周りの人との『繋がり』
- 今の自身の『健康』
そんなときに大事なのは、普段の生活の中にある「幸せのタネ」を探し、拾いに行く努力です。
しかしこのままでは『幸せ』というものが、まだぼんやりとした存在なので、心配性わくわくなりに『幸せ』についてさらに調べてみました!
心配性が「幸せ」を科学で解明する
色々と調べてみると科学的に「幸せ」というのは、
幸せのホルモンと呼ばれる『セロトニンが大量に分泌されている状態だった』ということが分かりました。
ちなみにこのセロトニンは、
- 恐怖や興奮を司る「ノルアドレナリン」
- 喜びや快楽を司る「ドーパミン」
これらの物質と共に「三大神経伝達物質」とされています。
医学的にもセロトニンは不足してしまうと、「うつ病」や「不眠症」になることで知られているように、人体にとっても重要なホルモン物質だったのです。
そしてこの幸せのホルモンであるセロトニンが分泌されるには、
- 食事
- 日光を浴びる
- 睡眠
- 適度な運動
- 感情を動かす(刺激を受ける)
という「5点」がとても大切になります。
確かにこの生活を過ごせれば、「幸せ」と感じることができそうですよね?
もちろんそんな「経済的な余裕」さえあれば、すぐにでもそんな余生を過ごしたいなぁ…と心配性わくわくも思います笑
では、手っ取り早く「幸せ」になるためには、どうすれば良いでしょうか?
幸せを感じるためには、【幸せになる食べ物】をたくさん食べる
「幸せホルモン」とまで言われている「セロトニン」が、含まれている食べ物をたくさん食べれば…
とても簡単に「幸せ」状態になれるのではないでしょうか?
たしかにちょっと単純すぎる発想ですが、もしそれが可能なら…とても効率的ではありますよね笑
そこで調べてみると、この「セロトニン」は体内にアミノ酸の一種である、
「トリプトファン」という栄養素を取り入れることで、
『体内で作りだされる物質』ということが分かりました!
- トリプトファンが腸から取り込まれて、血液の中を循環する
- 腸や脳などに到達し、トリプトファン水酸化酵素という酵素をもった細胞と出会う
- セロトニンが合成される
なので今度はこの「トリプトファンが多く含まれる食材」を挙げてみました。
- 豆腐や納豆、味噌、醤油などの『大豆製品』
- チーズやヨーグルトなどの『乳製品』
そしてさらに果物の「バナナ」にも、トリプトファンが多く含まれていることが分かりました。
しかもそんなバナナには、セロトニンを生成するのに必要な炭水化物や、ビタミンB6もバランスよく含まれています。
手軽に食べられるし、日常的に買うこともできるから、とりあえずバナナを大量購入&大量摂取すれば大丈夫です!
…と思いきや、実はトリプトファンはその他にも「あらゆる食材」に含まれており、
『偏食さえしなければ普段の食生活でも摂取できる』
という新事実があったのです…。
つまり結局は家庭的な食べ物である味噌汁、ヨーグルト、牛乳などを、
「バランスよく摂取する」
これに尽きるということでした(;・∀・)
ただしバナナは腹持ちも良く、時間の無い朝食のときにもサッと食べられるので、「健康という幸せ」のためにはとても効果的だと考えられます。
さて…私たちはどうすれば本当の「幸せ」になれるのでしょうか?
心配性が幸せを感じるために必要なことは、「与えること」
「幸せ」はぼんやりとしていて、ハッキリと「何か」というのは目に見えません。
しかし「自分自身が幸せだと感じること」の1つに、
「与えること(give)」があります。
とある研究所の実験で、
「ボランティアに参加した人」
「そのボランティアの方に支援された人」
この参加者2名の「幸福度のホルモン数値を測る」という実験がありました。
この実験、どちらがより「幸福」を感じたでしょうか?
しかしその実験結果は驚くことに、「ボランティアの方に支援された人」よりも、
「ボランティアに参加した人の幸福度数値が高かった」というのです!
てっきり「支援された人」が助けられたことに「幸福」を感じるのかと思いきや、
ボランティアとして参加した人の方が「幸せ」を感じていた。
しかしこの実験結果から分かることは、
人間は自分が何かを【与えたとき】に、してもらったときよりも、『強い喜び』を示す
という事実でした。
ちなみにこの実験は驚くことに、「2歳未満の幼児」に試しても、同じような結果が出たというのです。
つまり、「何かを与えること」で幸福を感じるのは「人間の生まれつきの性質」だった、ということまで判明したということです。
またハーバード大学の研究者による別の研究では、
幸せはお金で買える。ただし、【他人のためにお金を使った場合】に限る
という結論も出ているという面白い話がありました。
ここで1つ注意点は、もちろん『自分を「犠牲」にする必要はない』ということです。
ただ『自分ができる範囲で困っている人を助けること』が、「幸せになるための第一歩だった」ということです。
「情けは人の為ならず」
「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味である。
このことわざが日本に古く残っていることにも納得ですね♪(*^^)v
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ではまた~(*^^)v