真面目で「物事をくらべてしまうクセ」がある人ほど、
不安な気持ちにとらわれやすいことを知っていますか?
心配性わくわく自身、そんな「不安の泥沼状態」にハマってしまったときは、
解決策として「本」を読むようにしています。
そんな読んだ本の知識の中で特に響いたのが、『心配事の9割は起こらない』という本の中に書いてあった、
【ものごとを対立的にとらえてしまうこと】
この考え方の危険性についてです。
※ちなみに今回の記事は、心配性わくわく著作の電子書籍の内容を一部変更してブログ記事として公開しています↓↓
「ものごとを対立的に考えてしまう」とは?
普通に生活をしていると、どうしても周りのことが気になってしまいますよね?
そんなときはどんな人でも、
「勝・負」「美・醜」「貧・富」「損・得」「好き・嫌い」
対立的な感情、気持ちで分別を決めようとしてしまう「人間の心理」があります。
というのも、そうすることで「気持ちを割り切ること」ができるからです。
どんなことでもどっちつかずで、脳が「中途半端だな」と感じる状態というのは、
実は知らず知らずのうちに、強いストレスを感じていたのです。
疲れや忙しさで視野が狭くなっている状態、頭が固い人、真面目だといわれる人、
そして周りのことを気にし過ぎる心配性の人ほど、
「0か100しかない」
というような極端な考え方に偏ってしまい、悩む原因にもなるのです。
「絶対にあの人が悪い!自分は悪くない!」
と善悪を決めつけてしまっていたり、
「あの人を手伝ってもたぶん良いことないからなぁ…」
という損得感情だけで動いてしまいがちです。
善悪で極端に割り切ってしまうと、「お互いに歩み寄る」ということはできませんし、
損得勘定だけで動いてしまうと、「相手に見返りを求めてしまう心理」も働いてしまいます。
このような心理のときにさらに危険な人間の心理が、
「全てが自分の思い通りに割り切ることができる」
と考えてしまい、割り切れないときに強いストレスを感じてしまうことです。
なんで分からないんだ!(おれが正しい)
なんでしてくれないの?(私はやったじゃない)
ロボットの世界ならば、0か100で割り切ることは可能かもしれません。
そんな「自分ではコントロールできないこと」に一生懸命になってしまうことも、
あなたの心を疲れさせてしまう原因の1つだったのです。
対立的な考えは「ものごとを比較してしまう癖」がつく
この「対立的な考え方」があると次に困ること、それは、
「両者を比較してしまう癖がつく」
ということです。
この人はお金を持ってるけど、自分は持っていない…。
あの人はモデルみたいに綺麗なのに、わたしは全然可愛くない…。
どうしても他人と自分を比較してしまい、羨ましくなりますよね?
しかし正直なところ、「羨む気持ち」というのは悪いものではありません。
というのも、誰でも考えてしまうことですし、何よりも、
「自分もそうなりたい!負けてたまるか!」
というような「前向きなエネルギー」に変換することもできるからです。
しかし反対にそんな「羨ましい」という気持ちが、
「あの人に比べて自分はダメだ…」
「きっとあいつは悪いことしてるに違いない…」
というような後ろ向きな考え、すなわち「嫉妬」をしてしまうのは、
正直なところ「時間の無駄」です。
「比較」することに何も意味はないですし、何よりも重要なのは、
「他人のしたことは、自分のしたことにはならない」
というまぎれもない真実です。
他人が努力して上がったステージに石を投げたり、引きずり下ろそうとするよりも、
まずは自分もステージに上がるための【行動】をするべきです。
そもそも自分と他人というのは、生まれた親から育った環境まで『まったく違うもの』なので、本来比べることはできないはずです。
しかし人は驚くことに、勝手に比べて、勝手に劣等感を感じて、さらには勝手に嫉妬してしまいます。
すべては「自分の頭の中だけで繰り広げられていたこと」なのに…。
これって正直とても疲れることですし、
「永遠に終わりが無いこと」ではないでしょうか?(;・∀・)
【まとめ】「比較すること」をやめると、生きるのがラクになる
自分よりも「下」を見つけては見下して安心し、
自分よりも「上」を見つけたら嫉妬し、引きずり下ろそうとする。
これは別に心配性のあなただけのことではありません。
どうやら人間は悲しいことに、
「優劣をつけたくなってしまう生き物」だったということです。
この人間の心理の対処法としては、他の人がどうであろうと、
まずはそのまま起きたことを一旦認めて「受け入れる」
そして相手を好き嫌いや、上とか下とかというような、
「感情に流されないようにすること」が大事になります。
周りを比べても苦しくなるだけであれば、ものごとすべてを0か100というような、
「極端な区別、比較すること」を抑えましょう。
上を向いても仕方ないし、下を向いてもきりがない。
左右を比べても意味がないし、後ろを向いても過去には戻れない。
それぞれの「違い」を受け入れながら、自分の信じる道を進む。
そんな【選択肢】が必要だと、心配性わくわくは感じています(*^^)v
今回のお話は心配性わくわく初の電子書籍、『心配性がワクワクしてきた』の中から抜粋してお伝えしています(*´▽`*)
もし興味がある心配性の方はこちらからもどうぞ↓↓
ではまた~(*^^)v