こんなことをしたら、周りの人に嫌われるんじゃないかな…?
心配や不安から「他人に迷惑かけること」を恐れてしまうと、
「何もできなくなる」という危険性があります。
そんな周囲のことばかりを気にしまい、
「迷惑をかけること」を過剰に恐れてはいませんか?
確かにきっと相手も忙しいだろうし、
「自分が声をかけたら迷惑になってしまうのでは…」
と不安になる気持ちはとても分かります。
しかし、「相手や周りの様子ばかりを気にしてしまう」という、
「遠慮をするクセ」
これが身体に染みついてしまうことで、
あなた自身にとって大切な、
「3つのもの」を失ってしまう大きなデメリットがあることを知っていますか?
※ちなみに今回の記事は、心配性わくわく著作の電子書籍の内容を一部変更してブログ記事として公開しています↓↓
Contents
①周囲を気にしすぎることで、機会(チャンス)を失う
最初にド直球の真実を心配性のあなたにお伝えします。
「他人はあなたのことをあまり気にしてません」
なんてことを言うんだ…!
みんな私のことをしっかり見ているはず…!
だからしっかりしなくちゃダメなんだよ…!
…こんな風に心配性わくわくも以前は考えていました。
もちろん周りがあなたのことを、全く気にしていないというわけではありません。
しかし少なくとも、
「あなた自身」より、相手はあなたのことを「あまり」気にしていません。
例えば逆の立場になったとして、
あなたは今日会った人の「会話の内容」を覚えていますか?
その人たちがそれぞれ「どんな服装をしていたか」思い出せますか?
おそらく相当記憶力のいい人でない限り、どんなに脳を振り絞っても、
「数えられる程度」の記憶しか思い出せないはずです。
というのも相当ショッキングなことや印象的なことでない限り、
人間は日常のほとんどのことを忘れてしまう、『脳の仕組み』になっているからです。
「もしかしたら相手に嫌われるかも…」
という不安はもちろんあります。
しかしそればかり気にしていると、嫌われないように「他人の言う通り」になってしまい、
最終的にあなたの人生は「他人」に振り回されます。
相手が覚えているかどうかも分からないようなことに「不安」を感じてしまい、
自分の意思よりも他人の意見に影響を受けてしまうと、
せっかく訪れた機会(チャンス)を逃してしまうのです。
②周りの目を気にすることで、「成長」することを失う
心配性のあなたは「恥」をかくことを過剰に恐れていませんか?
人前で恥をかかされたらカッコ悪い…
失敗した姿を見られたくない…
心配性わくわくも昔は人見知りで、人前で話すことも得意ではありませんでした。
カラオケも苦手でしたし、ちょっとしたスピーチを頼まれたら前日から眠れず、
当日も吐き気が止まりませんでした(-_-;)
しかしあるとき本を読んでいるときに気がつきました。
失敗しても恥をかくだけで、死にはしない
そう、「恥ずかしい」というのは一時的な感情で、
あなたの人生を終わらせるほどのことでは無いんです。
【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】
こんなことわざも古く日本には残っています。
最近では幻冬舎の有名編集者、箕輪厚介さんの著書のタイトル、
「死ぬこと以外かすり傷」という言葉も有名です。
なぜ人は自分に自身を過度に良く見せようとするのか?
それは意外にも自分自身のことを、
「完璧人間」と思い込んでいる傾向があるからです。
もちろん「プライド」や「誇り」を持つことは、人を成長させることに必要不可欠です。
しかし年を重ねるごとにその「プライド」は高くなり、怒られたり馬鹿にされたり、
と感じることがとても悔しかったり、嫌だと強く感じます。
人は誰でも自分の間違いを指摘されたり、否定されたりすることを嫌います。
しかし自分自身を大きく成長するためには、
・知らないことは素直に質問する
・自分の非を認めて謝る
というような、「恥をかくことから逃げ出さない姿勢」が大切になります。
「完璧な自分」を求めて苦しめているのは、他の誰でもなく「自分自身」だった。
それから心配性わくわくは、人前で話すときは必ず、
「いや~実は今とても緊張しています!」
「人前に立つのが苦手で、恥ずかしいです」
という風に、
先に「自分の心境」を素直に相手に伝えるようにしています。
「自分は完璧ではありませんよ」
と前もって話すことで、自分の中にある『ハードル』を一気に下げているのです。
自身を守る「過剰なプライド」にとらわれず、柔軟な思考と前向きに取り入れることこそが、「前向きな自分へと成長するため」に必要なことです。
③周りの評価を恐れて「愛嬌」を失う
人は「他人の失敗」が大好きです。
日本人は特に「完璧な人、すごい人」に対して、
- 妬(ねた)み
- 僻(ひが)み
- 嫉(そね)み
というような嫉妬が原因で、
「相手を誹謗中傷をする傾向が強い」と感じます。
ブレイクした芸能人や事業で成功した人のことを、匿名性の高いネットの世界で、
「◯◯が嫌いだから」
という理由から必要以上に叩くのも、そのエネルギーのほぼ全てが「嫉妬」です。
ただし人間には、
「相手の失敗や欠点などが見られると喜ぶ」
というような、心理的に面白い傾向もあります。
- イケメン俳優が意外と「おバカな発言」をする。
- 職場のエース的存在の「完璧」と思われていた人が珍しくミスをした。
こんな状況を目撃したら…逆に好感度上がりませんか?
へぇーあの人意外だなぁ…
知らなかった、ちょっと身近に感じるかも…
このミスをしたり、おバカな一面を見ることで「親近感」を感じ、
なによりイメージとの「ギャップ」で相手の好感度がグッと上がります。
自分の「自慢話」は相手に嫌われます。
しかし過去に起こした自身の「失敗話」は場を盛り上げ、相手を笑わすことができます。
「笑う人がいるくらいでちょうど良い。笑われるくらいがいいのだ」
中国の哲学者、老子の言葉
「完璧な人」を無理して演じるよりも、「相手を笑顔にする人」の方が確実に好かれます。
周りから「愛される存在」になることで、人生の難易度は格段に下げることができます。
【まとめ】自分の「プライド」を壊して、「成長」させる
周りを気にしすぎることで失ってしまうものは『3つ』
- 機会(チャンス)
- 成長
- 愛嬌
日本の子供は「周りの人に迷惑をかけてはダメ」と教えられています。
しかし遠く離れたインドでは、
「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」
と教えています。
そんな全く違う考え方も、この広い世界には存在するのです。
今の自分を受け入れて、また新しい考え方を取り入れることで、人生はワクワクと前向きになる!
そう心配性わくわくは考えて、今日も少しずつ踏み出しています(*^^)v
ちなみに今回のお話は心配性わくわく初の電子書籍、『心配性がワクワクしてきた』の中から抜粋してお伝えしています(*´▽`*)
もし興味がある心配性の方はこちらからもどうぞ↓↓
ではまた~(*^^)v