「最近の若者は消費をしない」
「若者の○○離れが深刻」
こんな言葉を聞いて、違和感を感じませんか?
しかしそんな不安なときに目にしたのがこちらの一文。
【私たちが生きているのは、高度経済成長期でもバブル期でもありません】
この一文は先輩ブロガー、しにちさんの記事からの抜粋です。
この「生きている時代が違う」ということが、心配性わくわくの心には強く響きました。
そもそも「時代に合った生き方」ってなんだろう?
昔は経済もどんどん上向きで、1986年から1991年の間には、いわゆる「バブル景気」というイケイケな時代が日本にはありました。
「お金は次から次に使うもの!」というような考えが世間に蔓延していたので、
- 「安い物」よりも「高い物」がよく売れた
- 女性は財布を持ち歩く必要性がなかった
- 多くの人が通勤にタクシーを使っていた
- タクシーを使う人が増えた結果、「電車の通勤ラッシュ」が空いた
こんな今ではウソか本当かどうか分からない伝説が残っているほど、当時は相当景気が良かったようです。
ちなみにバブル景気当時、心配性わくわくは0~4才だったので、なんの恩恵も感じられませんでした…笑
そんなバブル期の景気が良かった時代に比べて、将来の年金さえ分からない、これからを生きる私たちは不安でいっぱいです。
なので、「今の若者はお金を使わない、若者の○○離れ~」という考え方ですが、
これは当然の結果です。
バブル景気の親世代の方々が生きてきた良い時代は、マイホーム、マイカーが当たり前。
しかし私たちが生きていく時代はシェアハウス、カーシェアが増えてきました。
それはなぜか?
若者はお金を「使わない」のではなく、「使えない」んです。
若者は「離れた」のではなく、新しい技術に「移った」だけなんです。
過去は「比べるもの」ではなく、「学ぶもの」
年配の方や上司の人が、「昔は○○だったのに今は~」なんてこと言ってきたことありませんか?
もしあなたがタイムスリップしてきた戦国時代の人に、
「え、なんでちょんまげしてないの?」
と言われても…困りますよね?
戦国時代はちょんまげとして髪を結わくことは、
「兜をかぶったときに中が蒸れないようにする」
という工夫であり、当時は生活では必要なことでした。
そんな当時は「当然のように行っていたこと」ですが、兜なんてかぶらない現代では、「ちょんまげ」にする必要性がありません。
まさに「生きている時代が違うから」です。
ちなみに『今の時代に通用すること』を教えてくれる過去の偉人たちもいます↓↓(*^^)v
【まとめ】必要なのは「自分が生きている時代」に合った考え方を持つこと
人間はどうしても、「自分の経験したこと」に絶対の自信を持っています。
もちろん「経験」というのはとても貴重なものですが、
その経験が「今の時代に合っているかどうか」は、全く別のお話ですよね。
「大人」のアドバイスを聞く際は、
- いつの時代にも役立つこと
- その時代でしか役立たないこと
というような『大きな違い』があることを前提にして、受け入れる必要があります。
なぜなら、
「人生の先輩だから、年長者だから」
そんな理由だけですべてを受け入れてしまうと、相手の言う内容との「時代のギャップ」に苦しめられてしまうこともあるからです。
しかしそんな時でも「役立たないから」と相手を拒否することはせず、まずはアドバイスを一旦聞き入れましょう。
それはあなたを想ってのアドバイスには変わりはありませんので、
教えてもらったことには、しっかりと「感謝の気持ち」は伝えるべきです。
ただその上で、『でも最後は自分で決めよう!』という、
「あなたの意思」を忘れてはいけません。
今回のお話は心配性わくわく初の電子書籍、『心配性がワクワクしてきた』の中から抜粋してお伝えしています(*´▽`*)
もし興味がある心配性の方はこちらからもどうぞ↓↓
ではまた~(*^^)v