生まれてから「不況」しか味わったことのない人生は、「不幸」なのでしょうか?
日本の政治は良くない…。
景気が悪い…。
不況続きで希望が持てない…。
生まれてからそんな「悪いニュース」しか聞いていないことも、
心配性のあなたが「不安を感じる原因」の内の1つです。
というのも、「景気が悪い」「不況だ」と日常的に聞かされていると悲しいことに、
将来に「希望」が持てなくなるからです。
1980年代後半から1990年代初頭、このバブル期と言われた「戦後最大の好景気」を味わえなかった世代は、特に日本の将来に期待ができません。
大人A「当時のバブルの盛り上がりを知らないなんて、かわいそうだね」
大人B「今のひとは生まれてすぐ不況だから、残念だよね」
しかしここで少し考えたいのが、
「本当に不況に生まれた世代は不幸なのか?」ということです。
景気の良かった「バブル時代」の話を聞いていると羨ましいけれど…
本当に「みんなが幸せ」だったのでしょうか?
Contents
経済の不況は 「個人の幸福」とは関係ない
心配性わくわくも結婚を目前にして、転職に4度も失敗していたときは、
「やっぱり不況の続く日本はもうダメだ…」
と感じて、酷く絶望していた時期があります。
しかし今思うとこの時期の自分は、
「就活が上手くいかない」という不安を責任転嫁して、
「転職が上手くいかないのは不況の日本が悪いんだ…」
という大きな形でまとめてしまっていたのが本音でした(-_-;)
しかしながら現在は「まったく別の考え方」をもつことができています。
それは、
そんな「前向きな考え方」を取り入れたからです。
「不況だから」「政治が悪い」
というような大きな問題で悩む前に、まずは「自分で解決できること」を見つけるのが、自身の環境改善に効果的だったのです(*^^)v
どうしようもないことに悩んでる時間は「もったいない」
現代は「今までの社会の常識」として、良くも悪くも【終身雇用】が前提となっていました。
この生活が「理想であり美徳である」というのが少なくとも、
「今までの人生ルートの正解の1つ」という時代でした。
しかしながら日本社会はバブルの崩壊から、景気の衰退、不況という時代に突入し、
私たちの世代は「今までの正解が通用しない時代」となったのです。
これにより「終身雇用制度の崩壊」や、「少子高齢化問題」などに発展し、
日本の社会経済はとても不安定なものになりました(´Д`)
しかし、よくまわりを見渡すと…
「悪いこと」ばかりではありませんよね?
医療という技術分野は、過去30年の間で急速に進化して、「不治の病」と言われていた病気も、現代では治せるようにもなりました。
さらに「IT」や「情報」という分野も急ピッチで発展、進化しています。
現代は個人がFacebookやTwitterといったSNSを利用して、
自由に情報発信をしたり、会社員も副業が認められる時代となっている。
ブログやSNSで『個人の意見を自由に発信できる』だなんて、以前の社会では考えられませんよね?
そんな昔より「良いこと」も実は少しずつ増えています。
- 「世の中が変化していること」を意識する
- 「淘汰されるもの」と「生まれるもの」を知る
というような「過去の自身の常識にとらわれないこと」を意識して、
「新しい考え方」を取り入れてみるのはどうでしょうか?
というのも、動物は太古の昔から厳しい環境を生き抜くために「進化」して、『新しい環境に適応すること』で生き延びてきました。
「進化論」で有名なイギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンも、
こんな名言を残しています。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、【変化できる者】である。
ついつい忘れがちですが、人間も動物の一種ですよね?
不満不平を訴え「社会の波に逆らうこと」に労力を割くのではなく、
時代の波に乗り、「適応する努力」が大事ではないでしょうか?
昭和・平成・令和時代の「変化」
今ある私たちの「常識」は、昭和から平成の間で作られた「常識」です。
新しい元号になったのをきっかけに、自分の頭の中にある「常識」を最新版に更新し、
「今までの常識」とは違う世界を取り入れる、「絶好のチャンス」でもあります。
なぜならこの数年で世界だけでは無く、あなたの身の回りでも驚くほどの、
「進化」や「変化」が起きているからです。
- 地元の地域密着型のスーパーが自動釣銭機やセルフレジを導入
- タバコの喫煙者は隔離され、さらに電子タバコへと移行
- 家庭で映画の最新作をAmazonプライムやNetflixで鑑賞
- 不要品はメルカリなどのフリマアプリで個人売買
- 本は紙から電子書籍になり、レンタルビデオ店も大きく減少
そして人々の働き方にも大きな変化が起こりました。
- 会社に雇用されず自由に働く『フリーランス』
- 会社員で働きながら副収入を得る『副業』
- ブログや広告で生計をたてる『ブロガー』や『アフェリエイター』
- YouTubeに動画をアップして稼ぐ『YouTuber』
- 必要最低限の物で暮らす『ミニマリスト』
- ゲーム大会に出場して賞金を稼ぐ『プロゲーマー』
このような働き方は、少なくとも30年前までは考えられないことですよね?
【まとめ】将来の不安には「ワクワクすること」に全力投球することが効果的!
とても正直な話ですが、将来を見通すなんて「無理」です。
東大出のエリートやどんなに頭の良い海外の天才科学者でさえ、「100%の未来予測」はできません。
極端な話ですが、もしかしたら明日宇宙人が攻めてきたり、大災害で地球が崩壊する…そんな未来があるかも知れませんよね?
「なんとかできないもの」を心配し、不安になり、不満を溜め、不平を感じる。
この「考え方こそ」が、心配性のあなたの『不幸』を作り上げている…そんな気がしませんか?
テレビをつけると不景気だ、不況だと暗いニュースばかりが流れています。
しかし、私たちはそれでもこんな世の中を生きていかなくてはなりません。
日本に生まれて、戦争を経験していない。
実はこれだけでも、他の諸外国から見たらとても恵まれていることです(´ω`*)
- 社会の変化にアンテナを張り「情報取集」をする
- 「過去の常識」にとらわれず、新しい世界を取り入れる
- 他人を気にせずに「好きなこと」に没頭し、発信する
どうしても不安になってしまうけれど、少しずつ変化を取り入れて、一緒にこの世知辛い世界を生き抜いて行きましょう!(*^^)v
今回のお話は心配性わくわく初の電子書籍、『心配性がワクワクしてきた』の中から抜粋してお伝えしています(*´▽`*)
もし興味がある心配性の方はこちらからもどうぞ↓↓
ではまた~(*^^)v