こんにちは~
心配性わくわくです(^^)
年末年始の仮想通貨の暴騰から一気に下り坂ですね!
しかしわくわくは昨年の5月からスタートしたので、かろうじてまだマイナスにはなっていません(^_^;)
…が!
プラスになってた利益がこの「数日でガクンと下がる現象(通称ナイアガラ)」の衝撃が心配性の身体には負担が大きいです(@_@;)
そんな仮想通貨の暴落の体験から、
人間の「損失回避性」という心理についてお話しようと思います。
何かの参考になってくれれば嬉しいです~(^^)/
「損失回避性」と「プロスペクト理論」
この損失回避性は、行動に多大な影響を与える「プロスペクト理論」という行動経済学のなかで、代表的な成果としてよく知られています。
ちょっと難しい言葉が出てきましたが、その実験内容が面白かったので紹介します(^○^)
行動に大きな影響を与えるプロスペクト理論の実験
質問1:あなたの目の前に2つの選択肢があります。どちらを選びますか!?
- A:100万円が無条件で手に入る。
- B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。
この質問を受けて、あなたはAとBどちらを選びますか?
どちらかを選んだら次の質問に行きましょう(^^)/
質問2:あなたは200万円の借金を抱えています。そのとき同じように2つの選択肢がある場合、どちらを選びますか?
- A:無条件で借金が100万円減らされ、借金総額が100万円となる。
- B:コインを投げて、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら借金の総額は変わらない。
お疲れ様でした、質問は以上です~ヽ(^o^)丿
質問1はどちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円と同額なのに、
一般的に堅実性の高い「選択肢A」を選ぶ人の方が圧倒的に多いとされています。
(Bはもらえる確率50%なので、期待値は200万円の半分の100万円)
しかし一方の質問2も期待値は-100万円と同額です。
ふつうに考えれば質問1で「選択肢A」を選んだ人だったら、
質問2でも堅実的な「選択肢A」を選ぶだろうと予想できます。
しかしここで面白いのが、質問1で「選択肢A」を選んだほぼすべての人が、
質問2ではギャンブル性の高い「選択肢B」を選ぶことが実証されているということです。
人間の心理というものは、
- 利益が出ている(勝っている)
- 借金を抱えている(負けている)
という異なる状況では、損益やリスクに対する意識が変わるということですね。
あなたは質問2でどちらを選びましたか!?(^_-)笑
優先事項で選択が大きく変えさせる心理
この一連の結果が意味するのは、
- 人間は目の前に利益があると、「利益が手に入らないというリスクの回避(利益追求性)」を優先する。
- 損失を目の前にすると、「損失そのものを回避(損失回避性)」を優先する
ということです。
今回この心理を当時の「仮想通貨の状況」に置き換えてみましょう(^^)
- 仮想通貨が儲かると聞いて人が集まり、価格が暴騰する(利益)
- この波に乗ろうと慌てて購入する人が増える(利益追求性)
- 何かのマイナスのニュースをきっかけに、一時的に価格が下がる(損失)
- 価格が下がるのに動揺してみんなが売りに出すため暴落する(損失回避性)
人間に元々ある心理が作用した流れこそ、暴騰と暴落の正体だと考えています。
特にお金に困っていたり、大金をつぎ込んでしまう人ほどこの「損失回避性」が強く出てしまい、結果的に損することがあります。
しかも困ったことに「利益から得られる満足」より、
「損失から得られる苦痛」の方が大きいともいわれているのです。
このような心理が人間にはあるため、
目先の利益と損失ばかりを見ていると非常に疲れるし、損することが多いので注意しましょう。
【まとめ】大事なのは長期的な視野と冷静な対処できる余裕
本当に自分の資産が減るのは嫌ですよね!(@_@;)
しかしここで大事なのは、目の前の価格ではなく、
- その保有しているものに自分が価値(将来性)を感じているのか
- どこで買い、どこで売るのかという自分の考えた計画があるのか
ということです(=゚ω゚)ノ
本当に良いものだと自分で納得していれば、多少の変動があっても気にせずに過ごせることができます(/・ω・)/
(たまに見ちゃうけど…w)
心配性わくわくは、
「東京オリンピックのある2020年までは何があろうとホールドする!」
と心に決めています。
なので暴落に負けないように一緒にがんばりましょうヽ(^o^)丿
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ではまたー(^^)/