【心配性の投資信託】「為替リスク」っていったい何なんだろう?

 

「為替」という言葉、

どんな意味か説明できますか?

 

 

こんなことでお悩みの方

  • 資産運用、投資を始めようとしているひと
  • 為替について興味があるひと
  • 投資信託に不安があるひと

 

以前の記事では比較的安全だといわれている「投資信託」にも、

 

  • 価格変動リスク
  • カントリーリスク

 

と呼ばれるような「2つのリスク」があるとお伝えしました(=゚ω゚)ノ

【心配性の投資】投資信託でも油断は危険!気をつけたい2つのリスク!【注意】

2019年8月20日

 

しかしその2つのリスクに加えてもう1つ、

3つ目のリスクである「為替リスク」について今回はお話します!!

 

<strong>ふわん</strong>
まだリスクがあったんだ…前回一緒に教えてよ…。

 

なぜ2回に分けたかというと、

「為替」という言葉自体があまりピンときませんよね?(;・∀・)

なのでこの「為替について」のことも一緒に知っていきましょう!

 

<strong>わふわふ</strong>
為替の意味を知ってから、投資信託における「為替リスク」について学ぶのだ!!

 

参考にした本はコチラ↓

「為替」っていったいどういうもの!?

<strong>ふわん</strong>
「為替」って聞いたことはあるけど、いまいち意味がよくわからないんだよね…。

 

「為替」というのはざっくり説明すると、

  1. 現金を輸送することなく行う手段
  2. 通貨の交換方法

というような2つの意味があります。

 

1、「為替」は現金を輸送することなく行う手段

「為替」の歴史は古く、日本では江戸時代に大きく発達したといわれています。

例えば、江戸の商人が大坂の商人に代金を支払う場合、

現金を直接届けるのでは盗難などの危険が伴います。

そこで、江戸の商人は両替商に代金を渡して為替手形(支払いを依頼した証書)を発行してもらい、

その手形を受取った大坂の商人が指定の両替商に持って行き、代金を受取るということが行われていました。

為替は「売買代金の受払い」「資金の移動」を、

【現金を輸送することなく行う手段】といえます。

 

時代は変わり、インターネットが発達した現在では、

支払いや送金のための銀行振込や、公共料金等の銀行口座からの引落しなどが簡単にできるようになり、

直接現金を送る、渡す、といった機会が少なくなりましたが、

振込や口座振替も実は為替取引の一種なのです。

このように国内で行われる為替取引は【内国為替】と呼ばれます。

引用:じぶん銀行

 

<strong>わふわふ</strong>
ふだん意識せずに行っている「銀行口座からの引落し」というようなお金の移動も、じつは「為替」だったのだ!!

 

「為替」は何かの「為」にお金を「替」える手段。

こう考えるとわかりやすいですよね?(*^^)v

 

2、通貨の交換方法

一方、国境を越えて、異なる通貨間で行われるものが「外国為替取引」です。

商品の輸出入、外国証券や海外不動産への投資、企業の海外進出など、

国際的な取引の多くは外国為替を利用して金銭の受払いが行われます。

 

取引に際しては、まず決済通貨(どの通貨で金銭の受払いをするか)を決め、

自国通貨でない場合には、通貨を交換しなければなりません。

 

この「通貨の交換」を伴う点が、外国為替の最大の特徴といえるでしょう。

引用:じぶん銀行

<strong>ふわん</strong>
なんだかややこしいね…。

 

うーん、たしかにちょっと複雑でわかりずらいですよね(;´∀`)汗

 

この通貨を交換するための市場を「外国為替市場」

そして通貨の交換比率を「為替レート(外国為替相場)」と呼びます。

 

例えば、米ドルを日本円で購入したい場合、

為替レートが1ドル100円であれば、

「100円で1米ドルを購入(交換)できる」

ということを示しています(=゚ω゚)ノ

(※今回は例なので手数料等は無し)

 

<strong>わふわふ</strong>
この「為替レート」によって、

「交換できる金額」が変わることがあるのだ!!

 

注意しておきたい【為替変動リスク】とは?

<strong>ふわん</strong>
ふぅ、ようやく「為替リスク」のお話になるんだね…。

 

先にお話したように米ドルやユーロなど、「通貨の為替レート」は日々変動しています。

 

なので「米国の株式」というような海外の資産を購入する場合は、

日本円を「ドル」に交換してから購入します。

 

逆に海外の資産を売却する際は、

ドルを日本円に交換して投資家に分配することになります。

 

以上のことから、

通貨のレートによって「投資信託の価値」も左右されてしまうのです。

 

米国の資産に投資する投資信託を所持している場合、

為替レートが「円高ドル安」になると、

ドル資産の価値が下がってしまいます。

 

その結果、日本円に交換する際に資産が目減りしてしまいます。

 

これこそが【為替変動リスク】です(=゚ω゚)ノ

 

<strong>ふわん</strong>
資産が減っちゃうなんて怖い…。

 

しかしこの為替変動を上手く利用すれば、

「思わぬの利益」を手に入れることも出来ます!(*^^)v

 

米国株式の投資信託を購入後に為替が「円安ドル高」に触れれば、

米国株式の価値も上がります!

 

2013年頃には大きく「円安ドル高」に動いたことがあり、

この時に「米国株式」を持っていれば、

大きく資産価値が上がったことになります(*^^)v

 

ちなみにこの為替変動リスクは、

「海外へ投資する場合のみ」発生します。

 

なので「国内株式」「国内債券」というような投資商品の場合は影響しません(=゚ω゚)ノ

 

<strong>わふわふ</strong>
日本円で日本の株を買ったり売ったりするときに「為替リスク」は関係ないのだ!!

 

円高・円安の復習

円高・円安は他国の通貨に対する「円の価値」を示しています。

1ドルの商品を買うときに「1ドル=120円」なら120円が必要になりますが、

「1ドル=80円」なら80円で買うことができます。

 

つまり、「1ドル=○○円」の○○円が小さくなるほど、円の価値が高くなるのです。

反対に○○円が大きくなるほど、円の価値が低くなります。

 

このように、

  • 円高は「円の価値が高くなること」
  • 円安は「円の価値が低くなること」

と理解しておいてください。

引用:お金のガイドブック

 

【まとめ】「為替リスク」も投資においてチャンスでありピンチでもある。

  • 「為替」は現金を輸送することなく行う手段であり、通貨の交換方法
  • 為替レートが「円高ドル安」になると「ドル資産の価値が下がる」
  • 為替レートが「円安ドル高」になると「ドル資産の価値が上がる」

 

<strong>ふわん</strong>
為替…円高…ドル安…円安…レート…ぶつぶつ…。

 

この「分かりずらい単語」が続くとどうしても嫌になってしまいますよね?(;´Д`)

もちろんこれはテストではないので暗記する必要はありません。

 

じっさいに投資を始めていけばあらためて興味が出てくるはずなので、

そのときにまた確認しましょう(*^^)v

 

「リスク」にはピンチもあるけどチャンスもあります!

そう考えてワクワクと踏み出しましょう!♪(´ω`*)

ではまた~。

 

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